20代上半期報告と下半期施策について

夏休みなのでこんなものを書いています。

20代前半のテーマは人生の立て直しでしたが、こちらについては比較的上手く行ったかなと思いました。 先ず年収250万円の高卒非正規労働者から一応400万円前後の正社員の身分になり、勤務歴も4年目に突入したのである程度軌道に載せられたと判断しても良いでしょう。 あまり意識していなかったのですが、結婚をしたことで自分自身の親からの介入を受けにくくなったことも精神の安定性に寄与している、施策が打ちやすくなったと感じています。 子供が嫁に行く、と言うのは親としては一つの区切りをつけやすかったらしく口出しが減ったこと、単純に接触が減ったので面倒ごとに巻き込まれなくなったことが大きいです。

もっと言えば、自分自身も人生を多少真面目に考えるようになり、彼らは彼らなりに最善と思って都度さまざまやったのかもしれないと思うようになって肯定的に捉えれられる(少なくとも頭ごなしの否定ができなくなってしまった)ところがあります。 人類は愚か、特に私。

総括すると自分自身のスキルセット、細かい経歴面ではもう少し努力できた部分があるもののmust(職歴の蓄積 / 結婚)は通せており、かつ様々を進めるにあたり良い環境に来れたというのが正しい気がします。

20代も下半期に入ってきます。大きなテーマは出産と産後復帰でしょうか。 まだ検査はしていないのでもしかしたら作る能力がないかもしれないのですが、 その場合は別途考えるとして楽観的に子供が二名欲しいなという気持ちがあります。 子供を二人産むとなると最低3年の産休と時短にするかフルタイムにするかといった問題が控えており、これらはとても難しくなっています。 とりあえず雑に線を引くと27才と29才とかで産んでしまえば正社員歴5年以上で一応納得間を出しつつ産休を最小限に固め、 35才頃には下の子供が小学生になるので転職とかできるかな、無謀かな、といった算段です。

前倒しにするメリットはあまり感じられない(職歴を5年以上担保したい、現在は外勤なので内勤に戻ってから産休に入りたい)のですが、 後ろ倒しについても同様に悩ましいところです。 初産30才まではなんとかなると雑に仮定すると自分自身の出産可能年齢についてはまだ余裕があるものの、 親兄弟、祖父母、親戚等の年齢が同時に上がることで疾病や介護のリスクは否応なしに上がります。 懸念事項は少ない方がいいと思うと、上記の様なスケジュール感になりました。

現職では産休後はSEも営業もバックオフィスでの時短勤務となっている例が多くなります。 職場復帰ができているというのは非常に朗報で、 現代の平均的な処遇を考えればあり得ないほどの厚遇ですし私は現職を一定程度には評価しています。 一方で、30代になり、子供を抱えて様々な経費を払いながら新卒と変わらない年収で働くというのは中々堪え難いようにも思えます。 新卒と変わらない年収でスキルにならない仕事を暫くするというのはその後も望めなくなるという意味を含み、 たかだか3年のブランクで一生年収が400万前後に固定されるというのは馬鹿馬鹿しいというのが本音です。 冷静に考えてフルタイムで働くのであれば年収600とか700とか欲しいですよね?????

とはいえ気に食わないそれが標準ルートである以上、標準以上の手札を用意しないと 上司も人事も口説けそうにないのでつべこべ言わずに手札集めにひた走るしか無さそうです。

仕事ができるようになる(できているとみせかける、できそうと誤認させる)には基礎能力値を上げておくか小手先スキルを兎に角収集するかの二択のようなところがありますが、 基礎能力(英語/代数etc)が無いのが痛手になり小手先スキルしか満足に伸ばせない状態になっています。メインミッションができずにサブミッションのみガンガン進んでいるような状態であまり喜ばしくは無いのですが、現状の得意ジャンルを伸ばす意味では上流工程兼プリセールス枠での経験値は多少上がったので、こちらに説得力を持たせるというものがあります。 具体的にはプロジェクト・マネージャ試験の合格とドキュメンテーション能力の向上で、 こちらは比較的小手先と言えば小手先なので、実現可能性は高そうです。

一方で、この基礎能力値でホワイトカラーをやりつづけるのは大分無謀という思いも強くなっており、 かつ学歴差別主義者の手によって基本給や応募職種に不当なデバフがかかり続けているのでどうせ勉強するならついでに学位もとったほうがいいという話があります。 学位取得については毎年発作の様に調べては諦めることを繰り返しているのですが、 というのは一般に金と時間を両方食うことで知られており、少し金銭的リスクに対して成せる確率が低すぎるというのが理由です。 さらに言えばComputer Scienceでとりたかったのですが、国内通信大学にはCSの学位をくれる場所がありません。 ということで基本は諦めているのですが、UoPeopleという海外の通信大学の存在を先月くらいに知ったので博打枠で突っ込むことにしました。 こちらがそもそも発展途上国にも教育を届けましょうみたいな理念で運営されており、私の薄給でもなんとか入れそうだったこと、 課金請求が1単位ごとの最終試験時であり転けても痛くないことからまぁリタイア前提で行っても全然良さそうという話があります。 ぶっちゃけ正規生になる前の基礎英語で転ける未来が見えているのですが、人生転け続けて感覚が麻痺しているのでまぁ着いていけたらラッキーくらいの気持ちでいます。

まぁ何が言いたいかというとあまり懲りずに色々やりたいねという気持ちがまだあり、 かつ10年間は忙殺されるであろうWork with Childrenの前、実質最後の自由時間で悪足掻きを頑張りたいと思います。 そこまで上手く行かないとも思っていますが、一旦の備忘録として書きました。

ただまぁ、聞いていた通りですが一般女性が産休後真っ当な仕事に復帰するのは結構厳しそうねーと言う部分があり、 制度的には(形骸化していても)存在はするのでこれは各家庭で実情のすり合わせができないと揉めてそうだし 自分自身も客観的な現状を忘れると私だけ不幸じゃんという気になってにゃーんとなりそうだなと思いました。

個人的には共働きにはメリットが大きいもとい、 パートナーが低収入なら働かざるを得ず、高収入だったとしても人間一人分、 自身の収入をあげるのは難しいはずなのでどう考えても働かせたいはずと認識しているのでそれ以外の選択肢は事実上ない気がするのですが、 従来制度は一馬力でなんとかなるような仕組みに設計されており、かつその制度内で成功体験を積んだ人々が一世代上に現役として残ってしまっているため 扶養内勤務だの専業主婦だの意味のわからん選択肢を含めて対話をしなければならない状況が産まれ最悪だなとは思っています。 あとパートナーがいるともう稼がなくてもいいから出世欲がないはずとかも良くある勘違いなので、主張していきたいですね(?)

以上、怪文書でした。